公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

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血圧

血圧値のコントロールについて

血圧とは、「全身を循環する血液が、血管壁に与える圧力」と定義されています。人間のからだは、約60兆個もの細胞からなります。その一つひとつの細胞が活動するためにエネルギー源となる酸素や栄養が血管を通じて血液により運ばれ、不必要となった炭酸ガスなどを受け取って心臓にもどってきます。この流れを体循環と呼びます。また、心臓から肺に血液を送り、炭酸ガスを新しい酸素に交換してもどってくるのが肺循環です。このような循環を支えているのが「血圧」です。  血圧には、心臓が血液を送り出すために収縮したときの収縮期血圧(最大血圧)と、もどってきた血液が拡張した心臓に貯まるときの拡張期血圧(最小血圧)の二つの数値がよく使われます。 血圧の正常値としてはWHOによる最大血圧140mmHg以下、最小血圧90mmHg未満が一般的ですが、理想的には最大血圧130mmHg、最小血圧85mmHg未満を維持する方が良いでしょう。  高血圧が続くと動脈硬化が早く進み、血管壁が厚くなって木傷つき、コレステロールが付着して内腔が狭窄し血液が流れにくくなります。そのため、脳、心臓、腎臓など大切な臓器に障害が起こります。脳卒中(脳硬塞や脳出血)や虚血性心疾患(狭心症と心筋硬塞)、腎不全などが代表的な病気です。  日本人の高血圧人口は、人口の20%以上で、約2500〜3000万人いるといわれます。このうち95%の人は、生活習慣に問題があります。これからの長い人生を楽しく有意義に過ごせるよう高血圧の予防と治療に役立つ生活習慣を身につけましょう。