公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

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怖い「廃用症候群」

高齢者が転倒し、骨折や痛みが生じると、活動性が低下して「廃用症候群」を引き起こしやすくなります。「廃用症候群」とは活動性低下による心身の機能低下のことで、生活不活発病とも呼ばれます。
ギプスで骨折を固定していると筋肉が萎縮(いしゅく)してしまうのと同様に、安静状態や家の中のみの生活では、筋力が低下したり関節が固まって動きが悪くなったりします。体のバランス能力や反射的運動能力も低下するため、転びやすく、また転んだときに骨折しやすくなります。心肺機能も低下するため、動いたときに動悸(どうき)、息切れが起き、それがさらに「安静」をとらせる悪循環を生じます。
また家に閉じこもった生活では、行動意欲が低下するとともに、精神的・知的刺激が乏しく、知的活動(精神活動)が不活発になり、「認知症(痴呆)」の原因にもなります。