公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

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ストレス

対人関係の改善

 コミュニケーションは対人関係の基本です。コミュニケーションを行うことで、お互いを理解し合います。
 コミュニケーションがうまくいってないと、相手の気持ちや考えに対して誤った思い込みをしてしまい、その思い込みが正されないまま、ますます思い込みはふくらんでしまいます。
対人関係を改善するために、コミュニケーションのチェックポイントを述べましょう。


あなたの気持ちが相手に伝わっていると
思い込んでいないか
いらいら   あの人は 『自分の気持ちを分かってくれる』 と思っていませんか?
 全部言わなくても思っていることは伝わっているはずだと、期待しているのですが、あなたが怒りや欲求不満を抱くだけです。 「分かっているのに、なぜあんなことをするのだろう」 とか 「腹を立てているのだから、私が怒っているのに気付いているはずだ」 と思い込みます。
相手は何に腹を立てているのか分からないので、態度を変えられません。そして、あなたは欲求不満でイライラすることになります。


相手の言いたいことを理解したと
思い込んでいないか
 相手の批判的な態度に対して、どういう意図でなされたのかを確かめなかったことはありませんか? がまん
確かめることは、批判と向き合わなくてはならず辛いことです。ところが相手は批判したつもりではなかったという場合も多いのです。
たとえば、あなたが失敗したとしましょう。
その失敗を見て、相手はため息をつきました。
「つまらない失敗をして」 と非難のため息であるかもしれませんし、疲れたためのため息やクセかもしれません。
相手があなたを批判しているのか、批判しているのなら何についてか、批判は誤解や思い違いではないか、ということを確認すべきです。そうしないと、あなたは心を閉ざしてまうことになり、相手に 「陰気な人。理解しにくい人」 と思われてしまうでしょう。


コミユニケーションがあいまいではないか
友人だから、あいまいな言葉やちょっとした仕草で表現するほうが、かえって親しさを増す場合もあります。  以心伝心というわけです。ところが、あいまいな表現が対人関係をマイナスにすることがあります。
テレビを見てだんまり  たとえば相手から不快なことをされた場合を考えてみましょう。あなたは怒りの気持ちを表わすために、にらみつけたり、だまりこんだりします。 言葉を使わない非言語的コミュニケーションです。
  相手はそのメッセージに気付かないことがあります。機嫌が悪いことに気付いても、その原因が分からない時もあります。原因を誤解することもないとは言えません。結果として、あなたの怒りは高まるばかり、ついに相手との関係をあきらめてしまうことでしょう。たとえ怒りを表わしても、あいまいな言い方だと相手はあなたの気持ちを受けとめられません。相手への怒りが高まっていくだけでしょう。
 あなたの心を揺さぶるような大切な問題では、できるだけ直接的な言葉で話し合うのが一番良いのです。それには勇気がいります。「はっきり言えば、相手に嫌われてしまう」 と不安になるからです。そこで、その不安もふくめて相手へ伝えるのがコツです。あるいは話し方をソフトにして、相手を追い込まないようにするのも良策です。追い込まれると、相手は身を守るのに精一杯となり、間違いを認めなくなります。


沈黙してしまっていないか
 相手への不満の表現方法として、黙り込んでしまう人は少なくありません。話すことで相手に嫌われたり、相手を傷つけることを恐れている場合が多いようです。 沈黙???
 沈黙で、相手は何かを感じるでしよう。
しかし沈黙はコミュニケーションの打ち切りで、 そこからは何も生まれません。
 相手に何を期待しているかを伝えようとする努力のほうが、ずっと誠実なことだと理解すべきです。