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21世紀のたばこ対策検討会(第1回)


●紙巻たばこはその含有成分おと形状、喫煙条件から、極めて複雑な燃焼過程をたどるとされている。(図2)5.6

●最近ダイオキシンの毒性、発がん性や生殖毒性、内分泌攪乱性などが明らかになり、食品、水、大気等の環境からの日常的な摂取が問題になっている が、環境中のダイオキシンについては、厚生省や環境庁により種々の基準値が設けられている(表2)。紙巻たばこも燃焼によりダイオキシンを発生する が、最も毒性が強く、国際がん研究機構(IARC)の評価で人に対して発がん性を示す「1」ランク である2,3,7,8-TCDDも検出されている(表3)10 。たばこ煙中のダイオキシン量は、個人曝露においてもダイオキシン類の平均的な1日摂取量約0.3-3.5pg-TEQ/kg/day11の相当部分を占め、また、環境中への放出量としても無視できない大きさである(表4)12


TEQ(Toxic Equivalency Quantity):毒性等価換算濃度。ダイオキシン類は異性体により毒性が大きく異なるため、最も毒性の高い2,3,7,8-TCDDを基準とした換算係数をかけ、他の異性体の毒性を相対的に評価した濃度。
※※新ガイドラインは、技術的に可能な低減目標
※※※緊急対策ガイドラインは、健康影響の観点から緊急対策の必要性の判断基準