貯筋運動(畳)コース
貯筋運動研修会(畳)コースは3年間(2015〜2017年度)の期間限定で開催しました。
本コースは2014年度以前に貯筋運動研修会を受講された方を対象に、新たに考案した畳の上で行う貯筋運動プログラムの技術を身に付けていただくことを目的に開催いたしました。
全課程を修了した方には、修了証書と貯筋運動(畳)のDVDをお渡ししています。
貯筋運動(畳)コースカリキュラム
日程 | 1日間 |
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会場 | 東京・大阪 |
カリキュラム/講師(敬称略) |
講義「高齢者の身体特性・筋力トレーニングの意義」 講義「運動と姿勢、指導時の注意点」 講義「貯筋運動新運動様式(畳)のエビデンス」 実習「貯筋運動(畳)の動きと指導方法」 グループワーク「貯筋運動(畳)の動きと指導方法の練習」 |
「高齢者の身体特性・筋力トレーニングの意義」
宇宙での筋力トレーニングと地上での筋力トレーニングを比較しながら高齢者のトレーニングの意義についてわかりやすく説明していただきました。
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「運動と姿勢、指導時の注意点」
理学療法士ならではの視点で、姿勢についての注意点を説明していただきました。
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「貯筋運動新運動様式(畳)のエビデンス」
「貯筋運動(畳)の動きと指導方法」
「貯筋運動(畳)の動きと指導方法の練習」
実際に体を動かし、効果的なポジションを確認し、指導方法についてグループワークを行いました。
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「情報交換会」
今回は、貯筋運動の指導者間の交流を深める目的で、昼食の時間を利用して情報交換会を初開催しました。
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少人数のグループに分かれて、貯筋運動指導を実施している方に発表していただき、その後テーマについて話し合っていただきました。各々が実際に行っている指導方法、 普及方法についての情報も多く、「他の現場の様子がよく分かった」「他のクラブのやり方が参考になった」等の声があがりました。
情報交換会のグループワークシートより(一部、抜粋して掲載)
テーマ「地域で貯筋運動を継続して行うために必要なこと」
- 指導方法
- 指導内容の工夫
分かりやすい言葉がけ、動きの指示を心がける
季節にあった健康法のアドバイスを行う
貯筋運動のみでは飽きてしまう場合もあるので、貯筋運動以外のプログラムも入れた内容のタイムスケジュールを考える
- 安全面の確保
血圧測定を毎回行ったり、呼吸の大切さや姿勢の大切さを理解してもらう
参加者に目を配り、動きの確認や声かけを行いながら実施する
- 参加者とのかかわりかた
貯筋運動だけではなく、知識を増やしていろいろな側面から参加者ひとりひとりのフォローを行う
親近感を出すために、参加者をファーストネームで呼ぶ
グループの中でリーダーを作り、調整役をお願いする
- 交流・ネットワーク
講習会やシンポジウムを開催し、現場の発表や、知識・技術の交換を行うことができる場所を設ける
インターネットを活用し、教室ごとの様子を載せ、それぞれの活動を見られるようにする
- 普及方法
無料の体験会やセミナーを開催し、貯筋運動を体験していただく
行政と連携をとって、市の広報や町内会の回覧板、公民館など、地域に対してアプローチを行う
サテライトを多くする努力をする
ポスターやチラシ、パンフレット、クラブによるHPを作成し、人目に触れるようにする
- その他
参加費の設定や徴収の方法は何がベストなのかを検討していく