1.準備
ストップウォッチ
2.方法
(1)素足で行う。
(2)両手を腰に当て、どちらの足が立ちやすいかを確かめるため、片足立ちを左右について行う。
(3)支持脚が決まったら、両手を腰に当て、「片足を挙げて」の合図で片足立ちの姿勢をとる(片足を前方に挙げる)。
(1)片足立ちの持続時間を計測する。ただし、最長120秒で打ち切る。
(2)2回実施してよい方の記録をとる(1回目が120秒の場合には、2回目は実施しない)。
4.実施上の注意
(1)滑らない床で実施する。
(2)被測定者の周りには、物を置かない。段差や傾斜がある場所も避ける。
(3)実施前に、被測定者に以下の事項を伝える。
1)片足でできるだけ長く立つテストであること。
2)片足立ちの姿勢は、支持脚の膝を伸ばし、もう一方の足を前方に挙げ、挙げた足は支持脚に触れない姿勢であること。
3)テスト終了の条件は、
(a)挙げた足が支持脚や床に触れた場合
(b)支持脚の位置がずれた場合
(c)腰に当てた両手、もしくは片手が腰から離れた場合
であること。
(4)「始め」という合図をすると、それだけでバランスを崩す人がいるので、「片足を挙げて」の合図をし、片足立ちになった時から計測する方がよい。
(5)測定者は被測定者がバランスを崩したとき、即座に支えられるような準備をしておく。
(6)終了の条件を徹底しておく。また、被測定者に練習をさせておくとよい。
※新体力テスト −有意義な活用のために−(2001年3月発行) 文部省
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