
今年も5月31日に「世界禁煙デー」が、そして6月6目までの1週間は「禁煙週間」が実施されました。厚生省では、例年この期間には、自動販売機によるたばこ販売の自粛をはじめとする種々の取組みの一つとして、喫煙タイム(禁煙タイム)を実施してきました。
しかし、昨年まとめられた「たばこ行動計画」を受けて今年3月にまとまった「公共の場所における分煙のあり方検討会報告書」では、「分煙実施にあたっての基本事項」で「分煙」について「空間を分けるべきである」と記明されました。
このため今年は、昨年までの時間分煙(喫煙タイム・禁煙タイム)を止めて5月31目には「厚生省全執務室一日禁煙」、保健医療局については「執務室内一週間禁煙」を実施し、また、「世界禁煙デー」「禁煙週間」後の取組みについても各局にこ協力をいただいて「禁煙」「分煙」「空気清浄機設置」等の取組みが新たにスタートしました。
その後2か月が経ったところで、省内のたばこ対策の状況について132課(室)を対象としたアンケート調査を行いましたので、その結果の一部を紹介します。
特に世界禁煙デーの日に「全執務室一日禁煙」が「守られていた」課(室)と「おおむね守られていた」課(室)が合わせて7割強だったということと、禁煙週間後「何らかの取組みをした」「今後取り組みたい」課(室)が8割近くという今回の2つの結果は、省内の喫煙率が外と比べて若干低めであることと、厚生省職員としての自覚の微かな表れが認められました。
しかし、現在の喫煙所は、エアーカーテンで内と外とが仕切られるタイプの分煙機器が備えられていますが、一階に1か所しかなく、執務室に空気清浄機を設置して分煙するか、執務室から近い執務室の外に喫煙所を作る等がなされないと、たばこを吸う意思のない人たちも1日中、たばこの煙にさらされることになり、健康影響を甘んじて受けざるを得ない状態です。この結果から、現在1か所しかない喫煙所を今後はもっと拡げていく必要性、が感じられました。
今回のアンケート調査結果を基に、今後の厚生省内のたばこ対策、特に、非喫煙者が煙にさらされることによって受ける健康影響を排除する方法を考又、実施していきたいと考えています。