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価格と課税      イタリア

(1)売上げ5大ブランドの価格

  • 1993年の売上げ5大ブランドは以下のとおり。
  • 1994年8月のこれらの小売り価格を下表に示す。

ブランド名

価格(伊リラ)

価格(ECU)

MS Filter

3,100

1.79

Marlboro

4,500

2.30

Merit KS Filter

4,500

2.30

Multifilter 100s

4,400

2.25

Muratti Ambassador Filter

4,400

2.25

(出典:Maxwell Report lnternational)(1ECU=1953.27Lit)

(2)1987年以来の紙巻たばこの価格

  • 20本入りMS Flterの価格は、1987年から1994年には1,600リラから3,100リラと94%上昇したが、インフレの影響を考慮するとそれほどの上昇ではない。例えば、1987年から1991年には同ブランドは37.5%価格上昇しているが、インフレの影響を考慮したたばこの真価格は5%上昇に過ぎない。

(3)1985年以降の1人当たり紙巻きたばこの消費とたばこの真価格

(4)課税のレベルと構造

  • 紙巻たばこの税金(VATと消費税)は小売り価格(RSP)の72.97%
  • 1994年l月1日現在のたばこ課税は以下のとおり。

製品

特別消費税(ECU)

RSPの従価税%

RSPの付加価値税%

紙巻たばこ

2.85

53.35%

15.97%

葉巻たばこ、細い葉巻

-

23%/46%

15.97%

ファインカットたばこ

-

54%

15.97%

その他喫煙用たばこ

-

54%

15.97%

(5)市場概況

(市場の特色)

  • イタリアのたばこ製品の生産、市場、販売、供給はイタリア政府の専売事業のコントロール下にある。しかしながら、外国ブランドとの競合や国内改革の問題で厳しい状況にある。1993年初めの政府の専売事業民営化計画は挫折したが、現在も株式会社への転換を図るための改革計画を検討している。
  • 外国紙巻たばこの販売は徐々に増加しており、1993年には55%を占める。そのほとんどは輪人(44%)され、欧州連合における主要な生産拠点であるオランダからの輸入である。
  • フィリップモーリスはイタリアの市場の46.9%のマーケット・シェアを持つ。
  • 以下の表は1992/93年のイタリアにおける5大紙巻たばこの売り上げ

ブランド

マーケット・シェア

会社

MS Filter

22.8%

専売公社

Marlboro

20.9%

フィリップモーリス

Merit KS Filter

7.8%

フィリップモーリス

Multifilter 100s

3.9%

フィリップモーリス

Muratti Ambassador Filter 1)

2.6%

フィリップモーリス

Muratti Ambassador Filter 2)

2.0%

フィリップモーリス

1)輸入 2)フォーリン・ライセンス

(たばこ広告)

  • 1962年以来、たばこ製品の広告は禁止されている。
  • しかし、間接広告は現在も多く存在。