米国において、州政府における医療費負担の抑制の観点から、たばこによる医療費増をめぐり、39州がたばこ関連産業各社に対し、損害賠償請求訴訟を起こした。
2ヶ月にわたる和解交渉の末、7月の公判を前に6月20日、原告(39州の州政府検事総長と禁煙団体の代表)と被告(たばこ関連産業各社)との間で、和解案が合意された。
和解案の骨子は、下記の通り:
- メーカー側が今後25年間に総額3685億$(約42兆円)の和解金を支払う。(基金を創設し、州政府や他の訴訟の原告への支払い、禁煙教育の資金とする)
- メーカー側は、将来の損害賠償について、一定範囲での免責を得る。(現在係争中の個人訴訟や集団訴訟の損害賠償を免れる)
- 米食品医薬品局(FDA)は、将来たばこのニコチン含量を制限できる。
- たばこ自動販売機の設置禁止。
- 漫画や人物などキャラクターを用いた宣伝の禁止を含むたばこ広告の大幅な規制。
- レストランなどを除き、職場や公共の場所での喫煙禁止。など。