もどる

喫煙対策の推進について

(平七・五・二四発健医一六六)

厚生事務次官から各都道府県知事、各政令市市長、各特別区区長宛

 たばこ対策については、かねてより特段のご配慮をいただいているところであるが、平成七年四月二十五日付けで、今後のたばこ対策を進めるに当たっての指針とすべき計画について公衆衛生審議会会長より厚生大臣あてに別添のとおり意見具申がなされた。

 厚生省においては、同意見具申を受けて厚生省のたばこ対策(別紙)をまとめ、実施していくこととしている。

 ついては、貴職におかれても、同意見具申で示された考え方(「たばこ行動計画」)を踏まえたたばこ対策を実施するとともに、管下市町村、関係機関及び関係団体に対し適切な指導をされるようお願いする。

(別紙)

たばこ対策の推進について

 公衆衛生審議会の意見具申を受けてたばこ対策を進めることとしており、その主要な事項は次のとおりである。

1 情報提供の推進

たばこ行動計画を都道府県、関係省庁に通知し、その周知とたばこ対策の推進を勧奨するほか、月刊「厚生」の活用、ポスター、パンフレットの配布等による情報提供を推進する。

また、喫煙率やたばこに関する世論の動向を把握する。

2 保健医療関係者の要請施設における教育の充実

保健医療関係者の要請施設における、たばこと健康に関する教育の充実に努める。

3 分煙の推進

公共の場における分煙対策の実施に関する基本的な考え方及び配慮事項を作成するな どにより、分煙の推進を図る。

4 禁煙サポートの推進

禁煙マニュアルの開発を進めるなどにより、禁煙希望者の禁煙を支援する。

5 研究の促進

たばこの健康影響等に関する研究を促進する。

6 地方公共団体等への支援

禁煙教室・シンポジウムの実施や啓発普及等を進める地方公共団体等に対し支援する。

7 厚生省内のたばこ対策の推進

換気の完備した喫煙コーナーの設置、執務階からのたばこ自動販売機の撤去、会議室の禁煙の徹底、執務室内の分煙のモデル的実施、禁煙教室の実施等厚生省内のたばこ対策を推進する。

国立病院・療養所及び社会保険病院においては、院内分煙の一層の強化、たばこ販売について自動販売機の設置の限定等を行い、禁煙教室、講習会の開催、禁煙クリニックの設置について検討を行う。

8 関係公益法人等への要請

厚生省所管公益法人等は公衆衛生上格段の配慮が求められることから、公共の場として、さらに職場としての分煙対策を進めるよう、また、当該公益法人等の正確に鑑みたばこ対策を進めるよう勧奨する。

(別添)

今後のたばこ対策について(意見具申)

(平七・四・二十五)

公衆衛生審議会から厚生大臣宛

 たばこ行動計画について、取りまとめられた別添「たばこ行動計画検討会報告書」の内容は、わが国のたばこに関する現状に照らし、今後のたばこ対策を進めるにあたって指針とすべき計画として適当であると考えられるので、同報告書の内容を踏まえたたばこ対策を進められたい。

 なお、たばこを巡る諸環境の変化等に応じ、適宜、その内容について検討を加えることが望ましい。