公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

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全国健康・体力つくり推進フォーラム2009

開会式典

斉藤 斗志二
体力つくり国民会議
議長

斉藤 斗志二 体力つくり国民会議議長

全国健康・体力つくり推進フォーラム2009の開催にあたりまして、体力つくり国民会議議長として一言ご挨拶申し上げます。

本日は台風襲来の中、ご出席の皆さまには心から厚く御礼申し上げます。また、皆さまにおかれましては、日頃からそれぞれの地域、職域において、健康・体力つくり運動の推進にご尽力いただいておりますことを心から感謝申し上げます。
また、本日ここに表彰の栄に浴される皆さま方には、各地域や各職域でのこれまでの取り組みに対し敬意を表するとともに、心よりお祝いを申し上げます。

先日発表された総務省の「推計人口」によりますと、65歳以上の高齢者の人口は、2898万人、総人口に占める割合は22.7%と、いずれも過去最高となりました。特に、女性高齢者は1659万人と、女性人口の25.4%に達し、25%を越えたのは統計が残る昭和25年以降で初めてであり、末永く人生を楽しむ上でも、今後体力つくりの重要性はますます高まってくると思われます。
こうした中、中高年の方々を中心に、健康・体力つくりへの関心がとみに高まり、実践活動にいそしまれていることは、誠に喜ばしいことでございます。

本フォーラムは平成18年度から、国民一人ひとりが健康・体力つくりに主体的に取り組む気運を盛り上げることを目的に開催してまいりました。
今回は、若々しさを保ちながら、長年女優として活躍されている由美かおるさんによる基調講演、さらに、アクティブ・エイジングの実践において何が重要かをテーマにして、各分野の有識者の方々によるパネルディスカッションを行う予定でございます。

すべての国民が健康で明るく、豊かな生活を営む社会を実現するために、体力つくり国民会議といたしましても、健康・体力つくりをより一層推進してまいりたいと考えておりますので、今後とも、皆様方には一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
特に、若い世代には、若いときからの運動習慣の重要性を認識していただきながら、最近の就活、婚活という話題の言葉に倣えば「スポ活」とでもいいましょうか、スポーツ活動が人生を決めるのだと言っても過言ではないということもお伝えいただきたいと思います。

終わりに、本フォーラムの開催にあたりまして、パネル展示等に積極的にご出展いただいた各団体をはじめ、関係機関・関係団体の皆さまに心より感謝を申し上げ、ご挨拶といたします。

平成21年10月7日

開会式典 斉藤 斗志二 体力つくり国民会議議長

開会式典 斉藤 斗志二 体力つくり国民会議議長


布村 幸彦
文部科学省
スポーツ・青少年局長

山中 伸一 文部科学省 スポーツ・青少年局長

皆さま、こんにちは。
本日は悪天候の中お集まりいただき、ありがとうございます。
全国健康・体力つくり推進フォーラム2009の開催にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

はじめに、地域や職場で健康・体力つくり運動の普及とその充実に取り組まれ、本日、体力つくり優秀組織表彰を受賞される皆さま方には、心からお祝いを申し上げたいと存じます。
また、長年にわたりまして健康・体力つくり運動を提唱し推進してこられた体力つくり国民会議参加団体をはじめ、この運動にご賛同いただきご協力をいただいている関係の皆さまに心から謝意を表したいと思います。

文部科学省においては、成人の方々の週1回以上の運動・スポーツの実施率をできるだけ早期に50%になることを目指して、国民の誰もが生涯にわたりスポーツに親しむことができるよう、総合型地域スポーツクラブの全国の市町村への配置をはじめとして、「生涯スポーツ社会」の実現に向け、各種の施策に取り組んでいるところでございます。
高齢社会を迎えている我が国において、中高年の方々がスポーツなどを通じて元気で健康に歳を重ねていくことは、国の重要な政策課題ともなっております。

このため、本日のフォーラムは「アクティブ・エイジング - 楽しく健やかに歳をかさねる」をテーマに、各分野の専門の方から、その重要性や取り組み方を伺うこととしました。特に実践されている由美かおるさんや鈴木悦子さんからは、貴重な体験談をお聞かせいただけることと思います。
ご参加の皆さまがたにおかれましては、本フォーラムにおける講演や意見交換を通じて、健康・体力つくりに関する認識をさらに深められ、地域における実践にご活用くださいますようお願い申し上げます。

最後に、本フォーラムの開催にご尽力をいただきました関係機関、関係団体の皆さまに心より感謝を申し上げ、ご挨拶といたします。

開会式典 布村 幸彦 文部科学省 スポーツ・青少年局長

開会式典 布村 幸彦 文部科学省 スポーツ・青少年局長


小澤 壯六
財団法人健康・体力づくり事業財団
理事長

小澤 壯六 財団法人 健康・体力づくり事業財団理事長

ご紹介いただきました、健康・体力づくり事業財団の小澤と申します。本日は悪天候の中、多くの方にこのフォーラムにご参加いただき、本当にありがとうございます。主催者の一人として、厚く御礼申し上げます。

今もお話がありましたように、本日のフォーラムのテーマは「アクティブ・エイジング」です。健やかに老後を過ごしていこう、これを目標に、みんなで頑張っていこうという趣旨でございます。
言うまでもありませんが、我が国は世界に類を見ない少子高齢化を迎えております。そのような状況の中で老後を健やかに過ごすことができるようにするということは、国民全体の大きな課題と言ってよろしいかと思います。
私どもの団体も、たとえば総合型地域スポーツクラブでシニア向けのプログラムを実施していただくというようなことを、文部科学省の委託を受けてお手伝いさせていただいています。
また、厚生労働省関係の健康づくり、あるいは生活習慣病予防のための健康づくり、メタボ対策など、多くの地域で健康づくり・体力つくりの活動を応援させていただいています。
こうした活動の中で感じておりますのは、地域でのひとつひとつの健康づくり、あるいは体力つくりの催しが、主たる目的の健康づくり、体力つくりに大きく貢献していることは言わずもがな、それだけに留まらず、一つの所に多くの方が集まれば、人と人とのつながりができる、そしてそのようなつながりを通じて、健康づくり・体力つくりだけでない、地域のいろいろな課題に対しても活動が広がる場ができていくのではないかということです。
これからは地方の時代と言われています。地方それぞれが主体的にやっていかなければならない中で、住民の方々が地域に愛着を持ち、連帯感をもって、いろいろな活動に参加していくことが大変重要になっていくでしょう。少しオーバーかもしれませんが、私ども、あるいは皆さま方がおやりになっている体力つくりの活動、健康づくりの活動は、まさにそうしたものの第一歩になるのではないかと思っている次第です。

本日は、多くの団体の皆さま方が、健康・体力つくりの優秀組織として表彰をお受けになります。心からお祝い申し上げます。皆さま方は、今申し上げた趣旨の活動をずっと続けてこられ、大変素晴らしい成果をあげておられ、改めて敬意を表させていただきます。これからもさらにご努力いただければ、大変ありがたく存じます。

本日のフォーラムでは、由美かおるさんの基調講演、パネルディスカッションもございます。隣の会場で多くの団体に参加いただき、いろいろな展示もございます。どうぞお時間の許す限りご参加いただきまして、今後の活動の糧としていただければ大変ありがたいと思う次第です。

最後になりましたが、本フォーラム開催にあたりまして、多くの方々のご尽力をいただきました。その方々に御礼を申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。
どうもありがとうございます。

開会式典 小澤 壯六 財団法人 健康・体力づくり事業財団理事長