21世紀のたばこ対策検討会(第1回)
●たばこは肺がんをはじめ多くの疾患の原因であるが、たばこによる超過死亡数は全世界で年間約300万人、先進国においては、半世紀で累計6000万人がたばこが原因で死亡することが予測されている(表2、3)6。
●たばこの問題が早期に起こった先進国においては、種々の対策が講じられた結果、喫煙率やたばこ関連疾患が減少するなどの現象が見られるが、我が国や途上国においては、今後問題が深刻化することが予測される(図4)7。たばこ関連疾患に関するタイムラグから見て、現在の我が国の高い喫煙率により、たばこに起因する死亡が増大し、医療費の高騰がさらに増大する可能性がある。
表2 たばこが原因の超過死亡数:1995年推計
| 男性 | 女性 | 計 | |
| 先進国 | 144万人 | 47.5万人 | 191.5万人 |
| 途上国 | 109.5万人 | 11.5万人 | 121.9万人 |
| 全世界 | 253.5万人 | 59万人 | 312.5万人 |
[World Health Organization,Tobacco or Health:A Global StatusReport,1997]
| 男性 | 女性 | 計 | |
| 35〜69歳 | 3300万人 | 480万人 | 3780万人 |
| 70歳 | 1900万人 | 570万人 | 2470万人 |
| 計 | 5000万人 | 1000万人 | 6000万人 |
[World Health Organization,Tobacco or Health:A Global StatusReport,1997]