町ぐるみで心身なまらず なまらん体操 (埼玉県吉川市)
4つの動きで高齢者の健康度アップ
「なまらん体操」は、おいしい川魚、特にナマズの郷土料理で知られる吉川市のイメージキャラクター「なまりん」と、体が「なまらない」ようにとの願いをかけて生まれた体操です。市・埼玉県・埼玉県立大学が共同で開発し、積極的に普及を進めています。現在では、住民によるなまらん体操を生かした「ふれあいいきいきサロン」や、健康運動指導士による運動教室が、市内の集会所や公民館などで開催されています。
なまらん体操の動きは4種類。運動器の機能低下や関節痛の予防をめざす「なまらんストレッチ」、筋肉の老化を防ぐ「なまらん筋トレ」、脳と手のつながりをきたえる「なまらん脳トレ・手遊び体操」、ポピュラー音楽に合わせて楽しく体を動かす「リズム体操」です。
それぞれ高齢者の健康づくり・介護予防に役立つ根拠がありますが、大事なのは「運動の習慣をもってもらうこと」と、開発者の一人、埼玉県立大学・田口孝行准教授。
そのため、自主活動でも、運動教室でも、参加者が楽しむことがなまらん体操の基本です。
健康づくりの人材を地域に送り出す
市は地域における健康づくり・介護予防を進めるにあたり、各自治会に対して構想や現状を説明、地域のリーダーとなる人を推薦してもらいました。リーダー候補者は「リーダー育成講習会」に参加、修了したのちに自主活動グループの立ち上げをめざすことになります。
育成講習会の10回のカリキュラムは、社会福祉協議会や地域包括支援センターなど、市内の関連機関も交えて作成し、講師としても参加してもらいました。 そのため、リーダーたちは体操の動き・指導方法だけでなく、座学やグループワークを通じて、市の健康施策や社会資源についても学び、地域に戻ることになります。
周囲の期待も相まって健康づくり・介護予防の意識はいやがおうにも高まり、まずは彼らリーダー、そして周囲の人たちと、なまらない心身を得る人が増えていきます。
体操の一部を紹介!
<問い合わせ先>■吉川市健康福祉部いきいき推進課 TEL:048-982-5118



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