たばこ耕作

 令和2年度は、葉たばこ耕作者 4,340⼾、耕作⾯積 6,079㏊、生産額 271億円、生産高 1.4万tとなっており、国内のたばこ耕作面積、葉たばこ生産高はいずれも減少傾向にあります。
 国内で生産された葉たばこは、⽇本たばこ産業株式会社(JT)に「国産葉たばこの全量買取契約」が求められています。その一方で、国(財務省)はJTに、たばこ製品の「国内製造独占」を付与しています。
 たばこ製品の原料となる葉たばこは、国内生産分と輸入分に分類されますが、経年的に葉たばこの輸入分が占める割合は増加しています。葉たばこの輸入量は、令和2年度で2.8万トンとなっており、国内生産高の倍に達しています。国内生産は、需要の1/3に過ぎません。JTの国内シェアは約6割ですので、いわゆる国内自給率は、わずか2割(1/3の6割)にとどまっているのが現状です。
 このような状況にあってJTは、葉タバコ農家の廃作希望の募集を行っており(令和3年9月時点)、栽培農家の高齢化、JTの協力金、野菜や果実など他の農作物への転換などもあり、廃作の申し込みを行う農家が多く出ている模様です。わが国のたばこ耕作は今後さらに減少していくと予想されます。
※たばこ耕作に関する最新の情勢は、財務省の財政制度等審議会たばこ事業等分科会資料たばこ・塩を巡る最近の諸情勢について」をご覧ください。
(20220101作成)