沿革と役割
当財団は、厚生省(現在「厚生労働省」)が昭和53年度から推進した「国民健康づくり対策」に呼応して、
健康づくりについての正しい知識の普及・啓発を行うことを目的に昭和53年5月1日に設立された財団法人
健康づくり振興財団と昭和39年のオリンピック東京大会を契機に同年12月18日に閣議決定された「国民
健康・体力増強対策について」に基づいて推進された体力つくり国民運動の一翼を担って、昭和40年3月
24日に設立された社団法人国民健康つくり運動協会(昭和51年4月に「社団法人国民健康・体力つくり
運動協会」と名称変更)が、昭和56年6月1日に合併して設立されたものであります。
新しく発足した当財団は、両財団がそれまでに果たしてきた役割と実績のうえに、厚生省の第2次国民
健康づくり対策(アクティブ80ヘルスプラン)及び前記国民健康・体力増強対策などの国の健康・体力づくり
施策にそって、国と密接な連携を保ちつつ各種の事業の推進に当たってきました。
近年、健康・体力づくりが広く国民の関心を呼ぶにいたり、全国各地において、地方公共団体をはじめ
諸団体、企業によって、健康・体力づくり活動が実施されるようになったことは、早くからこの活動を実施し
てきた当財団の役割が一定の成果をあげたものと考えております。
これからの少子・超高齢化社会を健康で活力あるものとしていくためには、単に病気の早期発見や治療
にとどまるのではなく、病気にならない、すなわち「一次予防」による健康増進を重視し、かつ、自分の生活
を自分自身で営む体力を維持し、生活の質を高め、実り豊で満足できる生涯づくりを目指すことが重要です。
このため、当財団でも21世紀におけるわが国の健康寿命の延伸等を目的とした「21世紀における国民
健康づくり運動(健康日本21)」に積極的に参加する等、従来以上に当財団の役割は重要となってきており
ます。

