貯筋運動指導者研修会
貯筋運動を正しく理解し、効果的な指導法を身につけてもらうことを目的に開催しています。
貯筋運動の理論・効果・実際の動き・中高齢者への配慮・測定方法などを中心に組まれています。単元ごとに筆記・実技試験を設け、全課程を修了した方には、修了証書と貯筋のテーマCDをお渡ししています。
立位・座位コース
令和2年度に、貯筋運動をより地域の介護予防に生かしていただくことを目的に、新たに高齢者の健康リスクや、地域における普及方法を加えたカリキュラムに改訂しました。
カリキュラム/講師(令和2年度~)
「貯筋のすすめ」 | 福永 哲夫 東京大学・早稲田大学・鹿屋体育大学名誉教授/鹿屋体育大学元学長 |
「筋の解剖・生理学、トレーニング科学」 | 江間 諒一 静岡産業大学講師 |
太田めぐみ 中京大学教授 | |
川上 泰雄 早稲田大学大学院教授 | |
神崎 素樹 京都大学大学院教授 | |
髙井 洋平 鹿屋体育大学准教授 | |
藤田 英二 鹿屋体育大学准教授 | |
「貯筋運動の基本の動き」 | 沢井 史穂 日本女子体育大学教授 |
「貯筋運動の指導法」 | 沢井 史穂 |
「貯筋運動の効果測定(残高チェック)」 | 石田 良恵 日本ウエルネススポーツ大学教授 |
太田めぐみ | |
神崎 史 貯筋運動プロジェクト | |
髙井 洋平 | |
藤田 英二 | |
「高齢者の健康リスク」 | 秋山 和宏 東葛クリニックみらい院長 |
「貯筋普及のための サポーターの活用と養成方法」 |
川西 正志 北翔大学特任教授/鹿屋体育大学名誉教授 |
野川 春夫 (公財)日本スポーツクラブ協会理事長/順天堂大学名誉教授 | |
山口 泰雄 流通科学大学特任教授/神戸大学名誉教授 |
カリキュラム(平成22~令和元年度)
日程 | 2日間 |
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会場 | 東京、大阪、福岡、他 |
カリキュラム/講師 |
「貯筋運動の理論と実施効果」 「筋の解剖・生理学・トレーニング科学」 「総合型地域スポーツクラブの概要」 「貯筋運動の基本の動き」 「貯筋運動の指導法」 「貯筋運動の基本の動きと指導法の練習」 「貯筋運動の効果測定法」 「貯筋運動の測定実技の練習」 |
肩書きは平成22年度の開始時のものです。
まず7人!
平成22年度は7名が受講し、全員が合格、翌月から各地の総合型地域スポーツクラブで貯筋運動ステーションの指導にあたりました。令和2年度までに970名が受講し、新たなステーションや介護予防教室で指導しています。
「貯筋運動の理論と実施効果」
福永哲夫・鹿屋体育大学学長による生活フィットネスや貯筋運動のエビデンスに関する講義。高齢者の実施前後の変化に受講者から驚きの声。
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「筋の解剖・生理学・トレーニング科学」
トレーニングによって起こる身体の変化についての専門的な講義。本講義の試験は合格するまで何度も追試が行われた。
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「総合型地域スポーツクラブの概要」
実施される総合型地域スポーツクラブは多くの健康運動指導士にとってまだ情報が少なく、さまざまな質問がとぶ。
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「貯筋運動の基本の動き・指導法」
一つ一つの動きや見せ方のポイントまで入念にチェックされ、指導される。受講者を貯筋運動参加者に見立て、実技試験も実施。
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「貯筋運動の効果測定法」
貯筋運動の効果測定を「残高チェック」という。今回は、それに加えて超音波や脚筋力計でも計測する。超音波による筋厚・皮脂厚の説明を受ける参加者たち。
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「意見交換」
今回のカリキュラムや派遣される総合型地域スポーツクラブにおける貯筋運動ステーションの実施に関し、受講した健康運動指導士と講師でディスカッションを行い、来年度のカリキュラム改訂や9月からのステーション実施に活用する。
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