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夜間の睡眠と日中の覚醒とは密接な関係があり、快適な睡眠をとるためには、日中の生活に注意することが大切です。
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体質によって、年代によって、日中の活動量によってそれぞれ必要な睡眠時間が違います。もちろん、2時間しか眠らないとか、1日の半分以上眠っているなどという極端な場合は何らかの睡眠障害が疑われます。
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睡眠時間が6〜10時間位の間にあり、しかも日中に強い眠気が起こらないようであれば、心配いりません。
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先頃のわが国の全国調査では、一般成人の平均睡眠時間は6.9時間となっています。
たとえば現在7時間の睡眠で快適に、健康に暮らしている人が睡眠時間を8時間にしようと努力しても、より良い睡眠になるわけでもなく、健康状態がさらに良くなるわけでもありません。
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床に入っている時間の80%が眠れていて、日中もトラブルなく生活が送れていれば、床に入っている時間の80%があなたの最低限必要な睡眠時間です。残りの起きている20%の時間を少なくしたい時には、すこし夜更かしをして、あるいは早起きの習慣をつけていきながら、床に入っている時間を減らすことです。この方法は、行動療法的睡眠障害治療として、最近、欧米で研究されています。
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