平成19年度 文部科学大臣賞受賞組織概要
- 職域組織の部
- 東京急行電鉄株式会社
- 東京都信用金庫健康保険組合

担当課:上市町教育委員会事務局 TEL:076-472-1111
総合的に保健活動を推進するために、平成3年に、「健康づくり基本計画」「老人保健福祉計画(ゴールドプラン)」を策定し、「上市町生き活き健康フェスティバル」を開催すると共に、高齢者に対する個別・集団の健康教育、健康相談、保健師による訪問指導など、より個別的な健康づくり支援や自立を目指した機能訓練等を積極的に展開してきている。
平成6年には、食生活改善推進協議会、母子保健推進連絡協議会、ヘルスボランティア協議会の3つの協議会が交流し上市町健康づくりボランティア協議会を設立し、同年に、自治省よりリーディング・プロジェクトの指定を受け、平成7年に、健やかな地域社会づくりを特定政策課題とした健康・保健・福祉の総合サービスを提供する上市町保健福祉総合センターの建設計画が採択され、同10年に、オープンさせた。平成8年には、富山県健康科学専門学校と連携し健康づくりのノウハウを研究する「ウエルネスタウン21推進委員会」を発足させた。
さらに、介護保険制度開始にあわせ、介護予防活動の拠点整備事業として、平成11年に、高齢者のスポーツ施設として屋外多目的広場を建設、平成12年には上市中央小学校の空き教室を改修し、生きがいデイサービス室「おたっしゃ家」を設置し、国の介護予防モデル事業(運動器の機能向上を中心に閉じこもり予防、栄養改善事業、フットケア、口腔ケア等)を実施した。その結果、身体的な機能(10m歩行速度等)にも有意差がみられるなど、生活意欲の向上につながっていると高い評価を得た。
スポーツ振興については、平成3年にバドミントン大会、平成6年に全国高校カヌー選手権大会の会場として、また、平成12年の国民体育大会では、空手道競技とカヌー競技の会場となり、多くの住民がその種目に親しみ、健康・体力つくりに取組むようになった。また、これらの競技において多数の全国優勝者を出している。
平成15年に、総合型地域スポーツクラブ「上市町総合スポーツクラブ」"さんさん"を設立し、それまで町教委が行っていたニュースポーツ体験教室とかみいちスポーツまつりを、総合型地域スポーツクラブの主催事業として実施した。その際、住民のニーズの調査を行い、教室数を増設したことにより、多くの住民が積極的にスポーツを取組むようになった。
平成17年度には、『介護予防運動』教室(上市町委託事業)を主催し、総合型地域スポーツクラブが主催する高齢者介護予防事業として注目された。
平成18年度からは、『介護予防運動』教室を上市町主催のハイリスクアプローチの教室とクラブ独自のポピュレーションアプローチ教室に分け、高齢者の介護認定状態に応じて参加できるようにし、自主的に介護予防に取り組めるよう、各地区公民館を会場として定期的に実施してきている。
今後のスポーツ振興については、平成19年度に体育協会・町スポーツ少年団・町体育指導委員協議会・上市町総合型地域スポーツクラブが一堂に会する懇談会を開催し、平成20年度に、「上市町スポーツプラン」の策定を予定している。これらの諸事業によって、上市町は、文部科学大臣賞受賞にふさわしい組織と考えられる。
担当課:教育委員会社会教育課 TEL:0771-25-5055
市制施行(昭和30年)より、市民の健康の増進並びに体力向上を図るとともに、スポーツの振興に寄与する事業として「市民スポーツ大会(現在18種目、約5,500名の参加)」を毎年開催してきた。また、平成13年度には、「第43回健康・体力つくり運動推進全国大会」を開催し、以後、市民の健康・体力つくりを目的に「京都・ギネスに挑戦!」亀岡チャレンジ大会&市民大運動会を毎年開催してきている。
また、市民の健康維持・増進を図るとともにスポーツ・レクリエーションの振興を推進するために『亀岡市スポーツ振興21アクションプラン』を平成19年3月に策定し、「こころ」と「からだ」の健全な発達を促す生涯スポーツ社会の実現を目指し、積極的に諸事業に取り組んでいる。特に、総合型地域スポーツクラブは3地域で設立・運営されており、内2クラブが平成17・18年度において「シニア体力アップステーション事業」を(財)健康・体力づくり事業財団から受託するなど、地域住民の健康・体力つくりを目指した諸事業を展開しており、京都府内で注目を集めている。平成27年度までには、新たに3クラブの設立を目指し準備を進めている。
平成18年度3月には、市民一人ひとりの健康づくりを亀岡市全体の「健康づくり運動」として盛り上げていくための行動計画『かめおか健康プラン21』を策定し、「市民」と「まち」の姿を6つの健康づくり領域(『栄養・食生活』、『身体活動・運動』、『休養・こころの健康』、『タバコ』、『歯の健康』、『健(検)診・生活習慣病対策』)と、乳幼児期から高齢期までを5つの領域に描き、10年後の達成目標を示し、地域社会を支えるための環境づくりを目指した諸事業を進めている。
また、市民の相互理解と協力のもと、高齢者になっても住み慣れた地域で、健康でいきいきと充実した生活が送れるよう、『亀岡健康いきいきプラン』を市の施策として平成12年度に策定した。この計画は、「住んでよかった亀岡、老後も楽しい亀岡」を基本理念に、『安心長寿の町』・『生きがい長寿の町』・『ふれあい長寿の町』・『やさしい長寿の町』と4つの計画目標を掲げて、介護保険制度の円滑な運用と、介護保険給付対象外の高齢者保健福祉サービスの提示を目的としている。
平成19年度には、特別養護老人ホーム(50床)を1か所新設、小規模多機能型居宅介護を3か所整備するなど、多様化する介護ニーズに対応できるよう、施設設備やサービスの充実に努めている。
このように亀岡市では、平成15年の「体力つくり国民会議議長賞」受賞後も、健康・体力つくり運動並びに保健、栄養等の総合的なプランが策定され、積極的な取り組みが進められており、高く評価できる。
主な健康・体力つくり運度推進事業(参加者)
市民総合体育大会(6種目、1,020人)、平和祭市民スポーツ大会(18回、15種目、5,392人)、市民大運動会(550人)、元旦ロードレース(613人)、スポーツ体験教室(10回、200人)、ふれあいスポーツデー(11回、285人)、離乳食教室(32回、854人)、妊娠教室(12回、176人)、地域健康講座(49回、1,552人)、食生活改善推進員地域活動(59回、4,146人)、他

担当課:経営統括室 人事企画部 TEL: 03-3477-6138
近年、生活習慣病やメンタルヘルス面で健康状態に不安を抱えてる社員が増加する傾向にある中で、改めて社員に対する健康管理・健康支援の重要性が増してきたことを踏まえ、数値目標を設定の上、体系的、継続的な健康・体力つくり活動計画を策定、実行し、社員の一層の健康保持増進を図ることとした。
社員の健康意識高揚を図るためにイントラネットを活用して告知を行い、健康・体力つくりに関するPR広報宣伝として、ポスター・リーフレットを作成し、掲示・配布を行っている。
定期健診では、法廷項目以外に腹部超音波検査や眼底検査など年2回実施し、定年退職時に人間ドックの実施、株式会社保健同人社のメンタルヘルス調査など行い社員の疾病早期発見、健康管理を推進している。また、産業医・保健師による講話や中央労働災害防止協会から講師の派遣を依頼し社員の健康・体力に関する知識向上を目的とした研修会も開催している。
平成18年度4月には、全社員に万歩計の配布、各事業所に1台自動血圧計を配布し社員が健康維持・体力増進を行う体制を整えた。
また、奥沢駅総合ビル内にはヘルプキーパールーム(マッサージ室)を開設、常時マッサージ師が在中し社員が気軽にマッサージを受ける環境が整備されている。同駅内には体育館・柔道場なども完備している。
職場において、本社では毎日11時30分、15時30分の2回、体力つくりリーダー・体力つくりサブリーダーが職場体操の指導を行い気分転換やリフレッシュを図っている。同様に現業職場では、10時と15時にカセットデッキを利用し職場体操を行っている。また、THPウォーキング手帳を全社員に配布し、健康的で、ストレスのすくない、いきいきとした明るい職場づくりに取り組んでいる。
年1回開催されるウォーキング大会では、毎年多くの社員が参加する。平成19年度は6月2日に横浜みなとみらい地区で開催された。このような取り組みは高く評価され、文部科学大臣賞受賞にふさわしいといえる。
指導者
産業医 3人、保健師 6人、安全衛生スタッフ 10人、専任安全衛生管理者 9人、体力つくりリーダー 35人、体力つくりサブリーダー 35人
施設
体育館 1、柔道場 1、ヘルプキーパールーム(マッサージ室) 1
担当課:保健事業部保健施設課 企画広報課 健康管理センター TEL:03-3293-3931
当該組合は、他の組合に比べ結核罹患者が多く、この対策が急務とされ昭和28年8月、直営診療所を設置、定期健康診断の励行、採用時身体検査で医療面の充実、健康者の疲労回復、健康増進のため熱海に保養所を設置。体育面では大運動会をはじめ各種体育大会を実施。医療、保養、体育の3面から被保険者へのサービスと健康保持増進と疾病予防に貢献し、総合的視野に立って活動を開始した。
昭和30年度には、集団検診を一段と強化、健康管理の啓蒙指導を開始、健康維持のための体育事業も積極的に実施。32年度には診療所運営の基礎となる医療技術陣の確保、機械器具の整備充実等組合にとっての躍進を遂げた。33年度には、疾病予防対策事業の効果が顕著となり、これをさらに堅持していくため保健体育事業として大運動会を中心に各種大会を実施し、体育の向上と疾病予防に寄与。
34年度には、予算規模が全国総合健康保険組合のトップクラス、翌年度には付加給付率8割。その後会館の増築、健康者表彰、体育関係事業の内容を密度の濃いものにし効果を上げる。信用金庫業界の実情と就労の実態に即した各事業を充実、臨床検査室、放射線室、眼底カメラ室等の整備を図り、レントゲン車を購入する等診療体制及び診療所の機能を向上し、疾病予防に多大の効果を発揮した。そして女子配偶者の健康診断と指導を組織的に実施し、家族を含めた総合健康管理体制を前進させ好成績をおさめた。
昭和46年4月、拠点を現当地に移し、新健保会館が完成した。付随する健康管理センターの機能を発揮し、被保険者とその家族の健康管理を積極的かつ効果的に推進した。
同年7月の保険医総辞退の対応に苦慮しながらもオリエンテーリングを取り入れ体育増進を図った。その翌年度には40歳以上の全員に成人検診を実施し、早期発見早期治療に努め、被保険者と家族の健康保持増進のため、大運動会・各種体育大会の充実に加え、全事業所の職場にオリエンテーリング、職場体操及び体力テスト等の講習会を行い体育活動の普及奨励を図る。
設立当初より一貫して、体育奨励には力を入れており、今年度で軟式野球大会(第56回)、テニス大会・硬式卓球大会(第51回)、と歴史を持ち、止む無く役目を終えた事業としてバレーボール大会(50回)・大運動会(34回)・女子ソフトボール大会(17回)・スケート教室(13回)・ゲートボール教室(5回)があるが、ファミリーハイクは年2回開催(45回)・ミニマラソン大会(19回)、更にサッカー大会(13回)・年4回開催に充実した健康ウォーク(20回)を数えている。
また、今年度より1年間をスパンとしたチャレンジウォークを実施した。こうした体育奨励事業を通じて、強靭な体をつくり事業所の活性化を図り、健康増進に貢献し、生活習慣病を予防するとともに医療費軽減のための施策としてきた。この姿勢は高く評価されてよい。

