公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

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コレステロール

コレステロール改善Q&A

Q1 コレステロールの多い食品はあまり減らさなくてもよいようですが、鶏卵は毎日食べてもいいですか?
A1 コレステロールが多い食品の代表が鶏卵で、1個あたり250mgのコレステロールが含まれ、また飽和脂肪も多く含まれています。日本人は平均すると、食品中コレステロール摂取量の約半分を鶏卵からとっています。効果的なコレステロールのコントロールのためには、週に3〜4個を上限として鶏卵は減らした方がいいでしょう。しかし、神経質になるあまり、料理中の少量の卵を取り除くなどは実際的ではありません。コレステロール値を上昇させる主役としては、肉などの飽和脂肪のほうがメインですから、極端な卵摂取の制限は重要ではありません。

Q2 コレステロール値を多く含むスジコなどは、減らすべき食品だと思っていました。コレステロール値をあまり変えない食品になっているのは、なぜですか?
A2 スジコなどの魚卵は、食品中にコレステロールが高濃度に含まれていますが、含まれている脂肪を見ると、多価不飽和脂肪が多く結果的にあまりコレステロールを上げません。これらの魚類に含まれる多価不飽和脂肪は血栓形成の抑制作用があり、動脈硬化の予防に役立つことが知られています。また、1回あたりの使用量が少ないので、魚卵など魚介類の中でコレステロールを多く含む食品を意識して避けることは、動脈硬化の予防の上で、効果的な方法ではありません。

Q3 よく「善玉コレステロール」「悪玉コレステロール」という言葉を聞きますが、コレステロール値を下げるうえで何か関係がありますか?
A3 血中のコレステロールは、大部分が「低比重リポ蛋白(LDL)コレステロール」と「高比重リポ蛋白(HDL)コレステロール」の二つからなり、それぞれが異なった役割をします。LDL−コレステロールは動脈硬化の進行と密接な関係があり、俗に悪玉コレステロールといいます。HDL−コレステロールは動脈硬化の予防と密接な関係があり、俗に善玉コレステロールといいます。血液全体のコレステロールを下げるばかりでなく、善玉を増やし、悪玉を減らして動脈硬化を予防するように、バランスを保つことが重要です。