平成16年度 実施クラブ一覧・活動事例(モデル事業)
アンケート集計結果
シニア体力アップステーションモデル事業の参加者に対して、事業の開始時と終了時に日ごろの運動実施状況、事業に参加したきっかけ、事業に参加した理由、日常の生活習慣、日ごろの体調、運動・スポーツとの関わりについてアンケート調査を行った。
開始時アンケートは、シニア体力アップステーションモデル事業に初めて参加した時に、終了時アンケートは事業の最終2回の参加者に対して行った。参加者の年齢その他については以下のとおり。
【表6-1 参加者について】
| 開始時 | 終了時 | ||
| 性別 | 男性 女性 合計 |
54人 16.3% 278人 83.7% 332人 |
22人 13.3% 143人 86.7% 165人 |
| 年齢 | 平均年齢 最小年齢 最高年齢 |
60.5歳 26.0歳 83.0歳 |
61.1歳 32.0歳 83.0歳 |

【図6-1 参加者の年齢分布(開始時:n=330)】
(1)事業への参加のきっかけ
「シニア体力アップステーション事業を何で知りましたか」という問いについて複数回答で聞いたところ、「広報を見た」、「チラシ・ポスターを見た」、「人に誘われた/勧められた」との回答が上位を占めた。さらにその中で最も強いきっかけとなったものを聞いたところ、「チラシ・ポスターを見た」という回答が最も多く、次いで「広報を見た」、「人に誘われた」の順だった(図6-3)。チラシ・ポスターを見た(もらった)場所については、「新聞折込」(57名)が最も多く、次いで「体育施設」(36名)、「回覧板」(21名)の順だった(表6-2)。誘われた/勧められた人については「友人」が最も多く(46名)、家族(25名)、クラブ員(11名)がこれに続いた(表6-3)

【図6-3 シニア体力アップステーション事業を何で知りましたか?(開始時:n=332)】
| 人数 | |
|---|---|
| 新聞折込 | 57人 |
| 体育施設 | 36人 |
| 回覧板 | 21人 |
| クラブハウス | 10人 |
| 市役所・町役場 | 9人 |
| 保健福祉施設 | 5人 |
| 公民館 | 1人 |
| その他 | 17人 |
| 合計 | 156人 |
【表6-2 チラシ・ポスターを見た(もらった)場所】
| 人数 | |
|---|---|
| 友人 | 46人 |
| 家族 | 25人 |
| クラブ員 | 11人 |
| 近所の人 | 7人 |
| 医者 | 2人 |
| 保健師 | 2人 |
| 老人クラブ | 2人 |
| 合計 | 95人 |
【表6-3 誘われた(勧められた)人】
(2)事業への参加理由
「シニア体力アップステーション事業に参加した理由は何ですか」という問いについて、複数回答で聞いたところ、「健康に効果的だから」という回答が最も多く全体の80%を超えていた。次いで「近くで開催されるから」、「好きなときに参加できるから」との回答が多かった。その中で最も強い参加理由となったものを聞いたところ、1位は同じく「健康に効果的だから」との回答が圧倒的に多かった(図6-4)

【図6-4 シニア体力アップステーションに参加した理由は何ですか?(開始時:n=332)】
(3)事業の継続理由
終了時アンケートで、シニア体力アップステーション事業に続けて参加できた理由を複数回答でたずねたところ、95%を超える人が「運動していて楽しかった・爽快感があった」と回答した。次いで「軽い運動でも効果があることが分かった」、「会場が近かった・行きやすかった」、「行きたい時だけいけばよいので気楽だった」との回答であったが、これら上位の理由は、「気軽に・身近なところで」というシニア体力アップステーション事業の特徴をよく反映したものであり、事業の効果が伺えた(図6-5)

【図6-5 シニア体力アップステーション事業に続けて参加できた理由は何ですか?(終了時:n=165)】
(4)運動やスポーツの継続条件
運動やスポーツを続けられる条件について複数回答で聞いたところ、「時間が合えば」という回答が最も多く、次いで「施設が身近にあれば(通えれば)」、「シニア体力アップステーションが続けば」、「指導者がいれば」(128名)と続いた。さらに、その中で最も強い継続条件上位3つを聞いた結果も同じであった(図6-6)

【図6-6 あなたにとって運動やスポーツを続けられる条件は何ですか?(終了時:n=165)】
(5)日ごろの運動・スポーツ実施状況
シニア体力アップステーション事業参加の前後で、参加者の日ごろの運動・スポーツ実施状況について質問した(図6-7)。統計学的な有意差は見られなかったが、定期的に運動・スポーツを行っている群の比率に増加傾向が見られ、少なからず運動の定着が図られたと考えられる。

【図6-7 参加者の運動・スポーツの実施状況の比較(n=145)】
| 開始時 | 終了時 | |||
|---|---|---|---|---|
| 人 | % | 人 | % | |
| 定期的に運動・スポーツをしており6ヶ月以上継続している | 81人 | 55.9% | 90人 | 62.1% |
| 定期的に運動・スポーツをしており、初めて6ヶ月未満である | 7人 | 4.8% | 9人 | 6.2% |
| 定期的ではないが、運動・スポーツをしている | 15人 | 10.3% | 16人 | 11.0% |
| 運動・スポーツをしていないが、行いたいと思っている | 31人 | 21.4% | 26人 | 17.9% |
| 運動・スポーツをしておらず、また、行いたいと思わない | 2人 | 1.4% | 1人 | 0.7% |
| 回答なし | 9人 | 6.2% | 3人 | 2.1% |
| 合計 | 145人 | 100.0% | 145人 | 100.0% |
【表6-4 参加者の運動・スポーツの実施状況】
(6)日常の生活習慣について
シニア体力アップステーション事業参加の前後で、日常の生活習慣について比較したところ、開始時の得点が低かった「睡眠時間は7〜9時間くらい」、「太り過ぎでも痩せ過ぎでもない」の項目について有意な変化が見られ、いずれも好ましい変化が見られた(図6-8)
- ※ 日常の生活習慣についてはブレスローの7つの健康習慣を元に一部改定して質問を作成。
丸をつけた項目を1点として計算。平均点が1に近いほど望ましい健康習慣である。

【図6-8 日常の生活習慣の変化(平均点:n=145)】
日ごろの体調について
日ごろの体調について「とてもそう思う(1点)」から「まったく思わない(5点)」の5段階で質問し、シニア体力アップステーション事業参加の前後で比較したところ、「ストレスがたまっている」、「疲れやすい」、「年齢の割には体力がある」、「生活は充実している」の4項目について有意な変化が見られ、いずれも好ましい変化が見られた。(図6-9)

【図6-9 日ごろの体調についての前後比較(n=145)】
運動やスポーツとの関わり方について
運動やスポーツとの関わり方について「とてもそう思う(1点)」から「まったく思わない(5点)」の5段階で質問し、シニア体力アップステーション事業参加の前後で、比較したところ、「運動やスポーツをするのは好きだ」、「運動やスポーツのボランティアをやってみたい」という項目について有意な変化が見られ、いずれも好ましい変化が見られた(図6-10)

【図6-10 運動やスポーツとの関わり方についての前後比較(n=145)】

