運動所要量が17年ぶりに改定され、運動基準として生まれ変わりました。近年、生活習慣病を予防する観点から、特に運動に力が入れられてきており、国内外の8000本に上る文献のレビューを行ったエビデンスに基づき、生活習慣病発症リスクに差が出た身体活動量、運動量、体力の基準値が示されました。本号では、運動基準の詳細、および基準の根拠についてのデータを紹介し、活用方法を説明します。またレコーダーでは、熊本で行われた生涯スポーツコンベンション2006を報告。
目次
特集
「運動基準」誕生!
健康最前線
住民みずからをリーダー役に 33万人の健康づくり運動を推進(東京都北区)
めざせ!行動変容
―糖尿病予防のためのプロの知識・プロの技術(10)
場の力を活用して?ハイリスク・アプローチとポピュレーション・アプローチ?
保健統計を楽しむ(10)
パネル調査をどう活用したらよい?
できることから始めてみよう!楽しいフィットネスプログラム(9)
高齢者、低体力者、生活習慣病罹患者等への運動プログラム・前編
ココからはじめよう! こころとからだの「ココから体操」
健康づくりQ&A
「運動と食事(消化)のタイミング」「更年期の症状への対応」
健康TOPICS
健康日本21推進全国連絡協議会が生活習慣病予防キャンペーンを開催
レコーダー
生涯スポーツコンベンション2006
DATA BOX
学校保健統計調査
その他
男子厨房に入るべし、ひと―健康・体力づくりの担い手たち、ヘルスEXPO、健康・体力づくり情報 健康・体力づくりを支える団体の取り組み 他