睡眠
必要な睡眠時間
実際に何時間眠れていたら健康かという問いに答えを出すのはとても難しいことです。自分に合った睡眠時間を考える上では、日中の眠気や週末の睡眠時間が参考になります。ウィークデイの生活の中で、日中の強い眠気で仕事や学業に支障が出るようなら、そして週末に長く眠ると日中さわやかに過ごせるようなら、睡眠が量的に足らない可能性が疑われます。こうした場合、早く就床する習慣をつけて睡眠時間を確保していくことが大切です。
その際、一気に2時間も早寝したりすると、かえって眠りの質が悪くなることがありますので、徐々に(1週間で30分くらい)変えていくのがよいようです。週末に午前中から余暇活動ができる、あるいは週末の睡眠時間が平素の睡眠時間プラス1〜2時間でおさまる、くらいが適度な睡眠の目安となるでしょう。