睡眠
布団・ベッド
快適な睡眠を得るための布団の要素として寝心地を左右する弾力性、暖かさを維持する保温性、発汗による布団の中の湿気を吸い取る吸湿性、吸い取った湿気を外へ逃がす透湿性が挙げられます。布団の保温性は、素材がどれだけ多く空気を含むかによって決まります。この空気を含む層により眠っている間にかいた汗が布団の外へ放出されます。そのため放湿性の点からも空気を多く含んだ素材が好ましいのです。
敷き布団には眠っているときの姿勢が保てる程度の適度な堅さと、身体をゆったりと支える機能が要求されます。具体的には背筋をまっすぐに伸ばして、寝返りが無理なくできる構造を備えた物がよいといわれます。
ベッドについては、身体が必要以上に沈み込まない堅さの物を選ぶことが重要です。